マーケティング戦略におけるPDCAとは?好きな仕事を実行しよう!【ステップ4】

マーケティング【ステップ4】

どうも、マケズキです。

リサーチから戦術までのマーケティングを終えた人は、たいてい2つのタイプに分かれます。

マーケティング戦略?立てたぜ……!

と、満足してしまう人と、

マーケティング戦略は立てたけど、まだ不安……。

と、いつまでも立ち止まっている人です。

 

マケズキ

共通しているのは「行動できていない」こと。

いくらマーケティング戦略を立てても、「実行」しなければ稼ぐこと(=好きな仕事で生きていくこと)はできません。

 

しかし、ただ闇雲に実行するのはNG。

時代の流れは早いので、行動する中で「軌道修正」していく姿勢とスキルが必要になります。

 

そこで重要となるのが「PDCAサイクル」

PDCAサイクルを回すことで、あなたの好きな仕事を時代に合わせて成長させ続けることができます。(=長く生き残れる)

そもそも、マーケティング戦略の進め方は「PDCAサイクル」が基準になっています。

 

この記事では【ステップ4】として、マーケティング戦略における「PDCAサイクル」の回し方や重要な「Do」の4つの事例について詳しく解説していきます。

マーケティング戦略における「PDCAサイクル」とは?

マーケティング戦略の進め方はPDCAサイクルに基づいています。

「PDCAサイクル」とは、「計画→実行→検証→改善」を繰り返して品質を向上させていく作業のことです。

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、生産技術における品質管理などの継続的改善手法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。

引用元:wikipedia「PDCAサイクル

実は、マーケティング戦略にも「マーケティングマネジメントプロセス(以下MMP)」という正式な進め方が存在しますが、これが一般的なPDCAサイクルの流れと同じなのです。

つまり、マーケティング戦略のPDCAサイクルを学ぶことはMMPを学ぶことと同義なのです。

よって、この記事では「MMP」について深く掘り下げて解説していきます。

マーケティングにおけるPDCAを学ぶ!

  • PDCAサイクル=マーケティングマネジメントプロセス
  • マーケティング戦略は「P(計画)」に過ぎない
  • 好きな仕事で生きるには「DCA」が不可欠!

PDCAサイクル=マーケティングマネジメントプロセス

マーケティング戦略においてPDCAサイクルを学びたいなら「マーケティングマネジメントプロセス(以下、MMP)」を知りましょう。

「MMP」は「マーケティング版のPDCAサイクル」と言っても過言ではないからです。

 

まずは、基本的なMMPの流れは以下の通りです。

これまで解説してきた【ステップ1〜3】の流れと一緒であることがわかると思います。

マーケティングマネジメントプロセス

引用元:グロービス「マーケティング・マネジメント: 考える順番が大切

そして、以下がMMPとPDCAサイクルとの関連を表した図です。

マーケティングマネジメントプロセスとPDCAの関連

このように、MMPの通りにあなたの好きな仕事を進めていけば、自動的に「PDCAサイクル」を回すことができ、あなたのビジネスを常に成長させ続けることができます。

マーケティング戦略は「P(計画)」に過ぎない

そして、もしかしたら気づいているかもしれませんが、これまで解説してきた以下のステップ。

マーケティング戦略のステップ1〜3

  • リサーチ
  • 差別化(SWOT分析、STP分析)
  • 戦術(マーケティングミックス)

これらはあくまで「P(計画)」でしかありません。

「こうすれば効果的に価値提供できるであろう」と頭の中で考えているだけで、実際に価値提供をしているわけではないのです。

何度も言うようですが、実際にお金を得るためには「価値提供」が必要です。

ですから、好きな仕事で稼いで行くためには「P(計画)」も大事ですが、同じくらい「DCA」も重要になるのです。

好きな仕事で生きるには「D」が最も重要!

特に重要なのが「D(実行)」

当たり前ですが、実際にビジネスを始めなければ稼ぐことはできませんよね。

 

加えて、あなたにとって難しすぎない「D」を選ぶ必要があります。

というのも、最初の一歩として難しすぎる行動指針を立ててしまい、挫折する人がとても多いからです。

 

例えば、「Do」選びの失敗例として以下のようなものが挙げられます。

よくあるDoの失敗例

  • 話をするのが苦手なのに「YouTuber」を始める
  • 文章を書くのが苦手なのに「ブロガー」になる
  • 初めてなのに「月に30記事書く」という無理な目標設定
  • お金がないのに「広告運用」や「投資」を始める

このような「自分に合わないDo」を選んでしまうと、好きな仕事が逆に嫌いになったり、あなたが稼げる分野なのに稼げないという残念なことが起こります。

 

では、どうやって「適切なDo」を選べばいいのか?

それには「まず小さく始める」こと。

例えば、

自分にあったDoを選ぶには?

  • まずは1記事書いてみる
  • まずは1動画アップしてみる
  • まずは1万円広告を回してみる

などのように、小さくテストしてみてください。

その中で「結果が出たもの」や「やってて気持ちいいもの、楽しいもの」など、自分に合っていると感じたものを「倍がけ」してみてください。

 

間違った「Do」を選ぶと稼げるものも稼げなくなりますから、最初の一歩はしっかり選びたいです。

次の章から、手軽に小さく始められる「Doの事例4選」を紹介しますので、参考にしてみてください。

マーケティング戦略後は早くPDCAを回す!手軽にできるDoの事例4選

マーケティング戦略におけるPDCA(=マーケティングマネジメントプロセス)を回すのに重要な「Do」の手軽な事例としては以下の4つが挙げられます。

手軽なDoの4つの事例

  • ブログで稼ぐ
  • 配信や実況で稼ぐ
  • SNSで稼ぐ
  • 広告で稼ぐ

一つずつ詳しく解説していきます。

【事例1】ブログで稼ぐ

手軽にできるDoの事例1つ目は「ブログで稼ぐ」です。

ブログで稼ぐには、自分の好きなテーマのサイトを作り、記事を書いて広告案件に誘導したり、自作の商品を販売する方法が主流です。

基本的には「記事を書く=文章を書く」ことがメイン作業となるので、1人で黙々と作業するのが苦にならない人が向いています。

パソコンとコーヒー

また、「ブログで稼ぐ=文章で稼ぐ」と言っても様々な方法があります。

「ブログ=文章」で稼ぐ方法

  • アフィリエイト
  • アドセンス
  • 商材販売

アフィリエイト

アフィリエイトは、ASPという広告案件を集めている会社と提携し、広告案件をブログに貼り付け、そこにうまく誘導することで報酬がもらえるビジネスです。

 

サイトに訪れた人数(ユーザー数)やサイトが見られた数(ページビュー)に関係なく、広告案件を実行してもらった数が多いほどたくさん稼げます。

 

広告案件は1誘導あたり数百円のものもあれば、数十万円に及ぶものまでさまざま。

 

アフィリエイトの方法もたくさんありますが、長期的なGoogle検索上位を狙う「SEOアフィリエイト」や短期的に上位を狙う「トレンドアフィリエイト」が主流です。

アドセンス

アドセンスは、広告を貼り付けて誘導するところまではアフィリエイトと同じですが、クリックされた数が多いほど稼げる仕組みになっています。

 

ただ、報酬金額が1クリック数円と、アフィリエイトより金額が小さいため、ページビューをたくさん集める必要が出てきます。

 

また、アドセンスはGoogleの厳しい審査を通過しないと取り組めないため、アフィリエイトより取っ掛かりにくいです。

商材販売

商材販売は、サイトに訪れた人に対して「自前の商品」を販売する方法です。

 

アフィリエイトやアドセンスと違って、独自の商品を好きなように売れるのが大きなメリットです。

 

商品の価格は自分で決められますが、相場にあった価格設定が必要になります。

どの方法にも求められるのは「商品の魅力を伝える文章力」です。

よって、ブログで稼ぐには「書くことに対して学ぶ姿勢」が求められます。

【事例2】配信や実況で稼ぐ

手軽にできるDoの事例2つ目は「配信や実況で稼ぐ」です。

配信や実況で稼ぐには、動画配信サイトに登録して、動画を撮影してアップすることから始めます。

報酬の獲得方法は様々ですが、動画に広告を載せ、閲覧回数が多いほど稼げる仕組みになっているのが一般的です。

 

「ブログで稼ぐ方法=黙々と書いている」より自分が体験したり、前に出て喋ったりする方が好きな方が向いています。

YouTube動画を見る人

「配信や実況で稼ぐ=動画で稼ぐ」方法も様々です。

動画で稼ぐ方法

  • YouTube
  • メルカリライブ
  • SHOWROOM
  • 17ライブ

YouTube

YouTubeは、動画が再生されるごとに広告が表示され、クリック回数や表示回数が多いほど高い報酬がもらえる仕組みになっています。

 

広告にもいろいろあり、動画再生前に5秒の広告が流れる「インストリーム広告」、動画の途中で流れる「オーバーレイ広告」、オススメ動画一覧の上部に表示される「ディスプレイ広告」などがあります。

 

YouTubeで稼いでいる人ならヒカキンが有名ですね。

 

また、YouTubeの概要欄からwebサイトに誘導し、サイトから商品を購入してもらう稼ぎ方もあります。

メルカリライブ

メルカリライブとは、メルカリ利用者がメルカリチャンネル(ライブ配信システム)で商品を紹介し、販売して稼ぐ方法。

 

販売するアイテム自体は、通常メルカリのフリマアプリで売られている衣類や雑貨、食品やハンドメイドの品などと大きく差はありません。

 

しかし、ライブ販売なので、普通より早く売れるというメリットがあります。

 

一般的なフリーマーケットの動画版と考えるとわかりやすいです。

SHOWROOM・17ライブ

SHOWROOMや17ライブは、人気アイドルからアマチュア、一般の方のライブ配信を視聴できるサービスです。

 

配信内容は自由。ただ単にトークをしてもよし、歌ってもよし。アバターとして参加しているユーザーをファンにできるようなことなら何をしてもOKです。(禁止項目はあると思いますが)

 

儲かる仕組みのメインは「ギフティング」という投げ銭システム。

 

ユーザーは「ギフト」と呼ばれるアイテムを運営側から購入し、ライブ上で視聴者にプレゼントします。配信者はそのギフトの総数に応じて運営者側から報酬を受け取る仕組みになっています。

 

配信者として人気になると月100万以上稼げたり、芸能界デビューする人もいるようです。

このように、それぞれ売るものは違えど、「自分が表に出て体一つでアピールする」というスタイルは変わりません。

ですから、「自分が有名になりたい」「お客さんと直接関わりたい」という人には向いています。

【事例3】SNSで稼ぐ

手軽にできるDoの事例3つ目は「SNSで稼ぐ」です。

SNSで稼ぐには、自分の好きな仕事や分野に関する有益な情報を発信し、ファン(顧客)をつけることから始まります。

発信内容は、文章での情報発信、写真や動画のアップなど様々な形があります。

ソーシャルメディア

SNSの媒体は年々増えていますが、以下の3つがメインとなるでしょう。

主要のSNS媒体

  • Twitter(ツイッター)
  • Facebook(フェイスブック)
  • Instagram(インスタグラム)
  • Tik Tok(ティックトック)

しかし、上記のSNS媒体はYouTubeやSHOWROOMのように「単体」で稼げる仕組みが整っていません。

では、どのように稼ぐのかと言うと、SNSで獲得したファンに対して以下のようにマネタイズします。

SNSで獲得したファンに対して……

  • 直接アフィリエイト広告を貼り付ける
  • 自サイトに誘導して商品を販売
  • SNSの配信内容にあなたのサービスに関する問い合わせ先を載せる

このように、SNSで稼ぐには別の商品販売のシステムと組み合わせる必要があります。

 

SNS媒体によっても配信方法(文章、画像、動画など)が異なるので、自分の特性に合った媒体を選びたいです。

【事例4】広告運用で稼ぐ

手軽にできるDoの事例4つ目は「広告運用で稼ぐ」です。

GoogleとMac

広告運用で稼ぐには、以下のプラットフォームでアカウントを作成し、広告費を支払って自分の商品に関する情報を掲載します。

広告運用のできるプラットフォーム

  • Google検索
  • Yahoo!検索
  • Facebook(+Instagram)

Google・Yahoo!広告

Google広告やYahoo!広告では、広告費を支払えば、あなたのサービスの情報を指定したキーワードで検索した時に一番上に表示してもらうことができます。

 

本来なら質の高い記事を書いて上位表示させない必要があるのですが、お金を払えば、多少質の落ちる記事でも上位に表示してくれるのです。

 

そのため、露出度が上がり、あなたのサービスが認知されて売上も伸びやすいです。

 

広告費はキーワードによって変わり、人気のあるキーワードになるほど高くなります。

Facebook広告(Instagram広告)

FacebookやInstagram広告では、広告費を払えばユーザーにあなたのサービスを知ってもらうことができます。

 

しかも、Facebook広告では条件(居住地、年齢、性別など)を設定して「対象者」を絞れる他にない強みがあります。

 

なので、あなたのサービスのターゲットに対してダイレクトにサービスを伝えることができます。

 

Facebook広告も分野やターゲット属性によって費用が変わります。

お金さえ支払えば簡単に露出度を上げられるので、最も早く結果の出る稼ぎ方と言えます。

ただ、資金が十分でない人には向かないのと、広告を出す際の審査が厳しいので、資金が豊富で独自のサービスに自信がある方以外はあまりおすすめしません。

【まとめ】マーケティング戦略を立てたらPDCAあるのみ!

マーケティング戦略を立てたら、あとは迷わず「PDCAサイクル」を回しましょう!

 

マーケティング戦略はとても重要ですが、ビジネス全体から見たら「計画」でしかありません。

好きな仕事で稼いでいきたいなら、実際に「サービス提供=価値提供」しなければお金を得ることはできません。

計画を立てることに満足してしまったり、計画を立てても不安が拭えなくて、いつまでたっても「実行」しない人が多いです。

でも、何事も行動しなければ、いつまでも好きな仕事で生きていくことはできません。

 

好きな仕事で長く稼ぎ続けたいと思うなら、これまで解説してきた【ステップ1〜4】を元ネタ担っているマーケティングマネジメントプロセスに沿ってビジネスを始めてみましょう。

マーケティングマネジメントプロセスとPDCAの関連

実は当サイトも上記のプロセスに沿って計画され、作成されています。

「好きなことはあるけど、どうやって稼げばいいかわからない……」と思っていたあなたに、今この記事が届いているのは偶然ではなく「計画通り」なんです。

稼げる計画をして、その通りにことが運べば、稼げるのは当たり前ですよね?

 

僕と同じように、あなたにも好きな仕事をし続けられる人生を送って欲しいと思い、「マーケティング戦略」についてステップ方式でお伝えしてきました。

ステップ通りに行動を始めて検証と改善を行なっていけば、稼げるようになるのは時間の問題です。

マケズキ

一生好きな仕事をしてラクに楽しく生きていこー!

それでは!