どうも、マケズキです。
確かに、マーケティングは用語や情報が多すぎて、何が本当に重要なのかわからないですよね。
膨大な情報に圧倒されて、マーケティングを毛嫌いする人も多いです。笑
マケズキ
でも、マーケティング戦略で”本当に”重要なのは以下の4つのステップのみ。
これらさえ覚えておけば、あなたの好きな仕事で十分にマーケティング戦略を活用できます。
特に今回解説する「調査(リサーチ)」はとても重要です。
リサーチですべてが決まると言っても過言ではありません。
リサーチ不足のまま好きな仕事で稼ごうとしても、いずれ市場に埋もれるか、ライバルに負けて稼げなくなる可能性が高いです。
逆にリサーチさえ入念にやっておけば、のちの「差別化」でしっかりと独自性を出すことができ、好きな仕事で長く稼ぎ続けることができます。
この記事では【ステップ1】としてマーケティングにおけるリサーチの4つ手法を詳しく解説していきます。
マーケティング戦略でまずやるべきはリサーチ!
冒頭でも軽く解説しましたが、マーケティング戦略において「リサーチ」はとても重要です。
その理由の一つは、リサーチ(市場調査)によって「顧客のニーズ」を汲み取る必要があるからです。
【ステップ0】でも解説した通り、好きな仕事で生きていくには「マーケットイン」の考え方の方が成功しやすいです。
なので、市場(マーケット)に入って(イン)顧客のニーズを知る作業(=マーケティングリサーチ)は不可欠です。
企業などの組織が、商品・サービスを提供するために、顧客を知り、顧客にあった商品・サービスをつくることで、様々な経営資源を効率的に運用できる。この顧客を知る活動がマーケティングリサーチである。(中略)マーケティングリサーチが行われることで、自らの望む商品・サービスを利用することができるようになり、欲しくない・必要でない商品などの開発による無駄なコストが価格に転嫁されることを防ぐというメリットがある。
引用元:wikipedia「マーケティングリサーチ」
もう一つの理由は、リサーチを十分にやっておかないと【ステップ2】で十分な「差別化」が行えず、以下のような要因で稼げなくなる可能性があるからです。
リサーチをやっておかないと……
- ありきたりのサービスに留まり、市場に埋もれる
- 強い競合が現れ、いとも簡単に負ける
- 効果的なマネタイズができない(お金になりにくい)
- 独自性が出せないので、そもそも認知されづらい
上記を見れば、リサーチをしないと「好きな仕事で”長く”稼ぎ続けることはできない」とわかりますよね。
マーケティングにおけるリサーチは、好きな仕事で長く生きていけるかの成否を分ける重要な作業ですから、軽視してはいけません。
マーケティング戦略におけるリサーチの4つの手法と事例
マーケティング戦略におけるリサーチは、主に以下の4つの手法で行えば大きく間違うことはありません。
マーケティングリサーチの4つの手法
- SWOT分析の「OT」を行う
- ロールモデルを探す
- 発信媒体をすべてチェックする
- 同業者のマネタイズ方法を調べる
各手法について、事例を踏まえて一つずつ解説していきます。
【手法と事例1】SWOT分析の「OT」を行う
マーケティングリサーチの1つ目の手法と事例は「SWOT分析のOT」です。
SWOT分析とは、強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)の4つを分析して自身のポジションを考えるワーク。
SWOT分析が必要なのは、市場で長く勝ち続けるためのUSP(独自の売り)を見つけるためです。
マケズキ
その理由は「マーケットインとプロダクトアウト」の話。
マーケットインの方が稼ぎやすいので、外部要因(市場)の「OT」からリサーチした方が効率がいいのです。
マケズキ
よって、マーケティングリサーチでまずやるべきはSWOT分析の「OT」です。
SWOT分析のやり方や事例については、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしておいてください。
【手法と事例2】ロールモデルを探す
マーケティングリサーチの2つ目の手法と事例は「ロールモデルを探す」です。
「ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。
引用元:コトバンク「ロールモデル」
簡単に言うと、「ロールモデル=同じ業界で上手くいっている人」のことです。
ロールモデルを見つけておけば……
こんなメリットが!
- どんなマネタイズが効果的かわかる
- どんな情報価値を提供すればいいかわかる
- どんな顧客を相手にすればいいかわかる
など、「成功しやすい施策」がわかり、真似できるようになります。
言ってしまえば「稼げる方法がわかる=成功率が上がる」と言うことですね。
ロールモデルはSWOT分析の「OT(外部要因)」をやれば自動的に見つかります。
「外部要因=競合他社」を調べることになるからです。
仮にあなたがスポーツトレーナーをやろうと思っているとしましょう。
その際にロールモデルとなる事例をいくつかあげると……。
スポーツトレーナーのロールモデル
- ライザップ(結果にコミット)
- コナミスポーツクラブ(多様な運動施設・イベント)
- JOY FIT(24時間いつでも)
このように、成功しているスポーツトレーナー(ジム)は多いですが、それぞれ特色は様々ですよね。
この中で、一番自分のやりたいことと近いところがロールモデルになります。
また、それぞれに共通している要素があれば、それはその業界の「成功法則」なのでかなり重要です。
ロールモデルの実例をメモすることは、あなたが好きな仕事で成功する確率を上げてくれます。
【手法と事例3】同業者のマネタイズ方法を調べる
マーケティングリサーチの3つ目の手法と事例は「同業者のマネタイズ方法を調べる」です。
マネタイズとはもともとIT用語ですが、「自分の持っている価値をお金に変える」という意味全般に使われることが多いです。
ネット上の無料サービスから収益をあげる方法のこと。収益事業化。
引用元:コトバンク「マネタイズ」
同業者のマネタイズをリサーチしておけば、「どのような方法が最も稼ぎやすいのか?」がわかり、それを参考にすればあなたも稼げる可能性が高くなります。
マネタイズの事例を挙げるとキリがないですが、主に以下の7つでしょうか。
マネタイズの方法はたくさん!
- 広告収入(アフィリエイト・アドセンスなど)
- 情報商材
- 動画教材
- 音声教材
- コーチング・コンサルティング
- 物販
- 電子書籍
例えば、もしあなたが結果にコミットするスポーツトレーナーになるなら、ライザップのように「コーチング」をすることが最も適したマネタイズ方法です。
逆に24時間教えられるスポーツトレーナーになるなら、JOYFITのように個人で24時間ジムを開くか、トレーニング方法を解説した動画を販売するのが適切なマネタイズ方法ですよね。
あなたの好きな仕事で長く稼ぎ続けるためにはどのようなマネタイズが適切なのか、すでに成功している競合を参考にできるようにリサーチしておきましょう。
【手法と事例4】発信媒体をすべてチェックする
マーケティングリサーチの4つ目の手法と事例は「発信媒体をすべてチェックする」です。
世の中には自分のやりたいことや好きなことを発信する方法がたくさんありますが、それらをすべてチェックするのには理由があります。
発信媒体をすべてチェックする理由
- どんな競合がいるか調べるため
- ロールモデルを探すため
- 自分にはどの発信方法が効果的か知るため(最適なマネタイズ方法を探る)
要は、様々な発信媒体を使って、これまで話した「SWOT分析」や「ロールモデル」、「マネタイズ方法」を調べるということですね。
現時点で調べておきたい発信媒体の事例としては、主に以下の7つがあります。
様々な発信媒体
- Google検索・yahoo!検索(ブログやサイト、note)
- YouTube
- Twitter(ツイッター)
- Facebook(フェイスブック)
- Instagram(インスタグラム)
- Tik Tok(ティックトック)
- 書籍
どの媒体も、自分のやろうとしている業界に関するワードを検索窓に打ち込めば、関連情報がたくさん出てきます。
スポーツトレーナーを具体例をあげると……
こんなワード!
- 「筋トレ 方法」
- 「腹筋 鍛え方」
- 「ヒップアップ 方法」
実際にGoogleで検索してみると、筋トレ方法を紹介しているジムやトレーナーの情報が出てきたり、関連商品の販売サイトが出てきたりします。
こんな具合に、発信媒体をくまなく調べていきます。
他にもたくさんの動画配信サイトが出てきているので、自分の好きな仕事ややりたいことと関連しそうな発信媒体は隅々まで調べておきたいです。
【まとめ】マーケティング戦略でのリサーチは入念に!
マーケティング戦略における「調査(リサーチ)」は入念に行っておきたいです。
リサーチをしっかりやっておけば、どんなサービスが顧客にウケているのかがわかるので稼ぎやすくなります。
しかも、リサーチをし尽くしておけば、のちに行う「差別化」で強いポジショニングが取れるので、市場に埋もれることなく長く愛されるサービスを提供できるようになるのです。
リサーチの手法は主に以下の4つでした。
タイトル入れてね
- SWOT分析の「OT」を行う
- ロールモデルを探す
- 発信媒体をすべてチェックする
- 同業者のマネタイズ方法を調べる
詳しい内容については当記事で解説しているので、まだ学んでない方は必ずチェックしておいてください!
次回は【ステップ2】の「差別化」について具体的な方法を解説していきます。
「好きな仕事で稼ぐ」にはリサーチをすればOKです。
しかし、「好きな仕事で”長く”稼ぐ」には差別化が必要になります。
リサーチをして真似するだけでは、すぐに同じようなライバルが現れるからです。
差別化をしておけば、簡単には真似されなくなるので、長く市場でいきていけるようになるんですね。
この記事を参考にリサーチを終えたら、次のステップの「差別化」に進みましょう!