どうも、マケズキです。
そりゃわからなくて当然。
今まで自分を押し殺し、目の前の仕事に必死で、好きなことを考える余裕なんてなかったでしょうから。
それでも、「今の状態からなんとか脱出したい」と思い、必死で好きなことを探している人は多いです。
マケズキ
でも、好きなことから探しても好きなことは見つかりません。
いや、見つかりはするんですが、あとになってそれが「偽物」だと気づき、続かない場合が多い。
「好きなことで食っていくんだ!」と意気込んで起業しても失敗する人は、たいていこの「偽物の好きなこと」に翻弄されているパターン。
「本当に好きなこと」を仕事にして稼ぎ続けていく(=天職)には、正しいプロセスを踏む必要があるのです。
この記事では、”本物の好きなこと”の見つけ方や診断方法、あなたがラクに稼げる仕事の選び方について、”正しい情報”を提供していきます。
今まで好きなことがわからないと悩み続けてきた人でも、解決の一歩を踏み出せます。
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好きなことがわからないのは「好きなことを探す」から!
「好きなことがわからない……」と悩んでいる人は、「好きなことを探す」という大きな間違いを犯しています。
確かに、好きなことを探す行動そのものは間違っていません。
では何が間違っているかというと、今の自分に”余裕がない状態”で好きなことを探すことです。
実は、「心理的に余裕がない状態(何かが足りない状態)になるとIQが下がる→判断能力が低下する→正しい判断ができなくなる」という研究結果が出ています。
これは、ハーバード大学経済学部のセンディル・ムッライナタン教授とプリンストン大学心理学部のエルダー・シャフィール教授が行なった2つの実験からわかったことで、「欠乏の行動経済学」と呼ばれています。
このように、生死に関わるもの(希少性の高いもの)が不足していると、人の心はそれだけを考えるようになります。
不足している対象物が脳内を占領してしまうのです。
よって、それ以外のものへの判断能力が低下します。
人の心は「欠乏」しているものに独占されてしまう。ひとつのことに集中するということは、ほかのことをほったらかすということだ。
パソコンでネットサーフィンをしているとしよう。それなりに速いコンピューターなら、次から次へとぺージを進むことができる。しかしバックグラウンドでほかにたくさんのプログラムを開いていたらどうだろう。欠乏は同じようなことを人の心のプロセッサーに対して行なう。心にほかの処理の負荷をかけ続けることによって、目前の課題に向けられる「心」を少なくする。これが本章の中心的仮説、つまり「欠乏は直接的に処理能力を低下させる」につながる。
つまり、好きなことを探すときも欠乏状態から脱した状態でないと「本物の好きなこと」は見つからないということです。
にも関わらず、欠乏状態(IQが下がりバカになっている状態)で好きなことを探しても、正しい思考と判断ができず、「偽物の好きなこと」に振り回されて失敗するだけです。
「偽物の好きなこと」に振り回される人の例を挙げるなら「私はラーメンが好き」という人。
こう言う人はたいてい、「ラーメンが好きだからラーメン屋になろう!」という発想をします。
しかし、本当に好きなのは「ラーメンを食べること」であって「ラーメンを作ること」じゃなかった……。
このように「偽物」に気づかず、後になって「こんなはずじゃない……」と嘆くような人がとても多いです。
あなたにも「何で気づかなかったんだろう?」「何でこんなことしちゃったんだろう?」とあとで気づいて後悔した経験はありませんか?
それは判断した時が「欠乏状態」だったからです。
「欠乏状態」で好きなことを探しても、「偽物」に振り回されるだけで一生「本物」の好きなことはわからないのです。
「好きなこと」より「ラクに生きていく方法」を見つけるのが先!
好きなことがわからない人が真っ先にやるべきことは「欠乏状態から脱すること=ラクに生きていく方法を見つけること」です。
欠乏状態から脱することができれば、思考・判断能力が正常に戻り(IQが上がり)、「偽物」に振り回されず「本物」の好きなこと」を見つけられます。(詳細は前章を参照)
まずはあなたが今どのような欠乏状態にあるかを知る必要がありますが、欠乏を招く要因は以下のように様々。
欠乏状態を招くもの
- お金がない
- 時間がない
- 栄養不足
- 睡眠不足
- 酸欠(血行不良)
基本的には「生理的欲求」や「安全の欲求」が満たされていないことが多いです。
これらの欲求は、心理学者のアブラハム・マズローが提唱している「自己実現理論」において重要視されているもの。
人間は順番に欲求を満たしていくことによって成長するとされています。
自己実現理論(じこじつげんりろん、英: Maslow’s hierarchy of needs)とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。
引用元:wikipedia「自己実現理論」
上記のピラミッドを見ると、「自己実現の欲求」は一番上で、「好きなことで生きていく」はここにあたります。
よって、好きなことを見つけるにはその下の「生理的・安全・社会的・承認」の欲求を先に埋める必要があるんですね。
その中でも、欠乏状態に陥って好きなことがわからない人に多いのが「お金と時間(生理的・安全の欲求)」の欠乏です。
好きなことがわからない人のほとんどは、安い給料で雇われ、毎日目の前の仕事に追われています。
お金がなく日々生活するのがやっと、朝早くから夜遅くまで仕事をして自分の自由時間もない。そんな生活を何年も続けているのではないでしょうか?(昔の僕もそうでした)
マケズキ
さらに言うと、時間とお金の欠乏は「睡眠」や「栄養」といった他の欠乏を産み、悪循環を発生させます。
時間とお金の欠乏は「諸悪の根源」なんです。
それなら、好きなことを探す前にあなたの「お金」と「時間」を取り戻すことを考えるのが先だと思いませんか?
では、どうすれば時間とお金を取り戻せるのか?
それは「ラクに生きていける方法」を見つけるのです。
ラクに生きていける方法とは、「あなたが今持っている能力を活かしてラクに価値提供すること」です。
そもそもお金は「価値提供」をして得るものです。
あなたがサラリーマンなら、労働力という価値を会社に提供することでお金を得ています。
もし、サラリーマンとしてやっている今の仕事が辛いなら、価値提供の方法があなたに合っていないのです。
あなたが無理をしているから、与えらえる価値も少なく、もらえるお金も少なくなる。(=稼げない)
逆に考えれば、あなたがラクに価値提供できる仕事なら、効率良くたくさんの価値提供ができるので、ラクに稼げて必然的にお金と時間の余裕も生まれる。
お金と時間の余裕が生まれて欠乏状態から脱すれば、本物の好きなことが自然と見つかるようになります。
また、今の家計の収支を見直して「節約」することでも金銭的欠乏を脱することが可能です。
僕は一番お金が飛んでいく「固定費」が大嫌いなので、定期的に出費を見直しています。
僕や友人が実践しているおすすめの節約方法を別記事でまとめていますので、必ず目を通しておいてください。
あなたがまず最初にやるべきは、ラクに稼げる方法や節約を通して、欠乏状態から脱することです。
好きなことがわからない人は「得意なこと(向いていること)」から知ろう!
好きなことがわからない人は、ラクに稼いで欠乏状態から脱するために、まずは自分の「得意なこと(向いていること)」を知りましょう。
得意なことや向いていることなら、ラクに世の中へ価値提供できるからです。
あなたが得意なことを仕事にできれば、サボることも手を抜くこともなく、率先して仕事を進めたくなりますよね。
「ラクに価値提供ができる→作業が苦じゃない→効率良く価値を生み出せる→稼げる→欠乏状態から脱する→好きなことが見つかる」と好循環が生まれるのです。
しかも、あなたが早く「天職(やりたいこと)」を見つけたいと思う場合でも、「得意なこと」から探した方が早いしラクに見つかります。
「天職」は「好きなこと」「得意なこと」「求められていること」が合わさったところにあると言われています。↓
引用元:サイボウズ式「『やりたいこと』がないインターン就活生が、やりたいことを探す話」
仮に「好きなこと」や「求められていること」から探したらどうなるでしょうか?
「好きなこと」から探したら、楽しいかもしれませんが、その好きなことが偽物で無駄にお金を消費するかもしれません。
「求められていること」から探したら、人のために役に立っているという優越感はありますが、楽しくもなくお金も稼げないため、自分の欲求(生理的・安全)が満たされず継続しません。
しかし、「得意なこと」から探せば、効率良くお金を稼ぎながら「好きなこと」や「求められること」を探せます。
欠乏状態から脱している状態(余裕のある状態)で探せるので「偽物」を掴むこともありません。
このように、天職を見つけたい場合でも「得意なこと」から始めた方が早いしラクなのです。
今好きなことがわからないなら、まずは自分の「得意なこと」を知りましょう。
「得意なこと」をしていれば「好きなこと(楽しいこと)」や「求められること」がわかり、ゆくゆくは「天職」も見つけられます。
好きなことがわからない人は「グッドポイント診断」で得意なことを知ろう!
好きなことがわからない人は「得意なこと」を探すのが先決ですが、どうやって探せばいいのでしょうか?
巷では「得意なことの探し方」は以下のものが有名ですね。
一般的な「得意なこと」の探し方
- 他人から「すごい」と言われること
- 他人に対して「なんでこんなこともできないの?」と思うこと
- 自然とやってしまうこと
- 長年継続していること
- 他人からよく任されること
もし、近くに親しい友人がいれば、ぜひ上記の5つについて質問してみてください。
「得意なこと」は「他人との違い」から生まれます。
ですから、自分の中でうんうん唸って考えても見つかることは少ないです。
でも、仲の良い友人ほどこれらの質問をするのは恥ずかしかったりしますよね。笑
または、人間関係を築くのが苦手で、そういった話をできる友人がいない人もいるでしょう。
もし、身の回りの人に質問できない、恥ずかしいと躊躇する気持ちがあるなら「グッドポイント診断」を使ってみてください。
グッドポイント診断は、リクナビNEXTが無料で提供する「自分の強み発見ツール」です。
グッドポイント診断をすれば、全18種類の強みの中からあなたを代表する「5つの強み」を教えてくれ、詳細として診断書を提示してくれます。
参考記事:グッドポイント診断の評判と口コミ
当サイトでは評判や口コミを調べてみましたが、「当たってる」という声が多く、診断の精度は高いです。
僕もグッドポイント診断をやってみましたが、自分の強みとして当たっていて、実際に自分の利益に直結していました。
また、柔軟性にある「もっとより良いやり方があるはずだ」に関して言えば、僕はブログ記事を書くことが多いですが、どうすれば読者に伝わる文章になるかを試行錯誤するのが好きです。
新しく記事を書くより修正の方が好きなので、新しい記事を書くのは外注さんにお願いして、自分の仕事をラクに進められるよう工夫しています。
引用元:当サイト「グッドポイント診断で適職探し!評判と口コミや活用方法などを徹底解説!」
世の中に自己分析ツールはたくさんありますが、ほとんどが有料です。(1000円〜3万円以上のものまで様々)
もちろん値段に見合うほど精度の高いツールもありますが、有料なのに内容の薄いツールもたくさんあります。
しかし、グッドポイント診断は無料にも関わらず、有料ツールに匹敵するほどの質だと評判です。(実際に2000円のストレングスファインダーと大差ないという声が多い)
もし、今すぐに「自分の強み」を”正確に”知りたいと思うなら、グッドポイント診断を使っておけば間違いないです。
診断結果からわかる!あなたの好きなこと(天職)や稼ぎやすい仕事とは?
グッドポイント診断をしたら、あなたの強み(得意なこと)に合った仕事を探してみましょう。
強み(得意なこと)がわかっても、それに合った仕事をして価値提供できなければ、欠乏状態を脱せず好きなことは見つかりません。
もし、「会社員」として得意なことが活かせる仕事がしたいと思うなら、以下のように探してみてください。
会社員として得意な仕事を探す方法
- リクナビNEXT(転職エージェント)から紹介してもらう
- 自分で「合いそうな職種」から他の仕事を探す
- 強みを活かせる部署に異動を申し出る
- 知人・友人に相談する
基本的にはグッドポイント診断を運営しているリクナビNEXTから仕事を紹介してもらうのがスムーズかと思います。
もし、あなたが「副業」や「起業」など「自分でビジネスをする」という観点から得意な仕事を探しているなら、当サイトで独自に作成した以下のタイピングを元に情報収集をしてみてください。
WEBライティングのビジネスとは、主に「アフィリエイトサイト」や「ブログ」を立ち上げて広告運用をしたり、WEBライターとして文章の執筆を受注する仕事を指します。
WEBライティングには「コピーライティング」といって人を引きつける文章を書く力が求められます。
人を惹きつけるには受容力(広く受け入れる)によって様々な情報を取り入れる必要がありますし、「社交性(360°オープン)」「感受性(場の雰囲気を感じ取る)」「高揚性(ノリがよい)」という人としての魅力も必要です。
また、サイトを作るなら、他にはない「独創性」のあるテーマでないと生き残りづらいです。
人の心理についての知識があったり、何かを想像するのが得意ならWEBライティングで成功する素質があります。
物販とは、「安く仕入れて高く売る」ことで利益を得るビジネスです。
「ビジネスの基本が学べる副業」として有名で、初心者でも比較的結果の出やすいビジネスです。
物販は頭を使って考えるというより「行動力」がモノを言います。
ですから、「柔軟性」をもってあれこれトライできるフットワークや利益が出るとわかったらスピードを持って動ける「俊敏性」が重要になります。
「考えるより動く方が得意」「行動力なら負けない」と思えるなら物販で成功する素質があります。
投資はその言葉の通り、今持っているお金を投資商品で運用して増やしていくビジネスです。
主に「株式」「債権」「外貨」「FX」「不動産」「保険」などが投資対象として有名ですね。
投資には大きく稼げる可能性がありますが、その分リスクも大きいです。
ですから、「冷静沈着」「悠然」「バランス」といった全体をじっくり考えられる能力が必要になりますし、「これはいける」と思ったらすぐに行動できる「決断力」や「自己信頼」の力も必要です。
「リスクをじっくり考えて行動できる」という強みに心当たりがあるなら、投資家の素質があります。
プログラミングとは、人間の意図した処理を行うプログラムを作成することです。(引用元:wikipedia「プログラミング」)
今やインターネットがないと生活できない時代になっており、そのネット環境を支えているプログラマーの需要も大きく伸びてきています。
プログラミングではひたすら「英数字」を入力していきますが、その中の「たった一文字」でも間違っていると機能しなくなる世界。
よって、プログラミングには「誤字・脱字・重複」を見逃さない「冷静さ」、本当に実現できるのか詳細に考える「現実思考」や「慎重性」という強みが必要になってきます。
自分の頭で思考したり、論理的に物事を考えるのが得意という自覚があるなら、プラグラマーの素質があります。
上記4つで触れていない「挑戦心」「自立」「継続力」「親密性」については、どの仕事にも当てはまる強みです。
どれにも当てはまるというより、以下のようにどんな仕事にも必要な強みと言っていいです。
仕事で成功しやすい強み
- 挑戦心(高い目標もクリアしようとする)
- 自立(目標のために常に主体的に行動できる)
- 継続力(決めたら最後までやり遂げる)
- 親密性(仲間や顧客に対してじっくり付き合える)
あなたのグッドポイント診断の結果に合わせて、強み(得意なこと)を活かせる仕事を探してみてください。
好きなことがわからないならできることからちょっとずつ行動しよう!
好きなことがわからないなら、まずはできることからちょっとずつ行動していきましょう。
「好きなことがわからない……」といくら頭の中で悩み続けても、動かなければあなたを取り巻く環境は何も変わりません。
とはいえ、行動するなら「正しいプロセス」に基づく必要があります。
間違ったプロセス、特に「欠乏状態で好きなこと」を探しても、「偽物の好きなこと」に振り回されて失敗するのは目に見えています。
「本物の好きなこと」を見つけたいなら、以下の正しいプロセスを踏みましょう。
好きなことを見つける正しいプロセス
- 得意なことを見つける(グッドポイント診断を使う)
- 得意なことを活かしてラクに稼げる仕事をする
- 心理的、経済的な余裕を作る(欠乏状態から脱する)
- 「好き、楽しい、やり続けたい、求められる」にフォーカスする
- 全て合致したものがあなたのやりたいこと(天職)
上記の通り、あなたがまずやるべきはグッドポイント診断を使って自分の強みを知ることです。
無料であなたを代表する5つの強みを診断でき、その精度は有料ツール並みと評判が高いです。
僕も診断してみましたが、当たっていることが多く、今ある程度成功しているのも強みが生かせているからだという実感があります。
自分の強みがわかったら、強みを生かせる仕事を実際に探してみましょう。
探し方については本文中に解説しているので、再度確認してみてください。
「副業」や「企業」という観点で仕事を探している場合のタイピング(WEBライティング、物販、投資、プログラミング)についても独自に作成しています。
その4つのビジネスについて深く掘り下げた関連記事もあるので、さらに詳しい情報収集も可能です。
好きなことがわからないなら、まずは「得意なこと」を探す一歩を踏み出しましょう。
その一歩が出れば、好きなことが見つかるのは必然です。
それでは!