どうも、マケズキです。
こんなお悩みをかかえていませんか?
結論をいうと、実力に見合ってない単価交渉は「ウザいな」って思っちゃいます。
小手先の単価の交渉のコツよりも、根本的なスキルアップを目指すべきです。
僕は4年以上外注ライターさんを雇っていて、今では毎月50万円以上を支払っています。
↑毎月50万円以上支払っている証拠画像
一番お金を払っているライターさんは、むしろ僕から単価アップの交渉をしてます。だって実力があるんだもの。
↑みたいな記事って、正直役に立たないと思うんです。
だって、単価を上げるかどうかってクライアント側が決めることですよね。発注者側からの情報でないと、あまり参考にならない・・・。
というわけで、クライアント目線で語る、ライターが単価交渉するために必要な話をしていきます。
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【そもそも論】ライターが稼ぐには運と実力がいる
僕はスキル別で明確にライターの単価を設定しています。
でも、結局のところクライアント次第で単価なんか言い値です。
僕が0.5円レベルのライターやと思ってる人に3円払う人だって世の中にはいるわけで。
- 実力を上げる
- 支払いのいいクライアントを掴む運
この2つがあれば単価は上がると思います。
でも、運良く支払いのいいクライアントを掴んだところで実力ないと続きません。運なんて一時のものです。
ちゃんとスキルを身につけていかないと、長くライターとして食っていくのはまず無理だと思ってください。
って人は、この記事を今すぐ閉じちゃっていいです。
ですが、個人的に、自分のスキルを磨く向上心のない人はどっかのタイミングで落ちていきます。(そんな人たくさん見てきた)
これから単価交渉のコツをお話していきますが、根本的には「スキル上げろ」以上に言うことはありません。
この記事を読んでいる時点で、あなたはテクニックに頼りっぱなしの小手先ライターではないと思うので、本質だけは忘れないでくださいね。
単価交渉するために必要なスキル
しつこいようですが、単価交渉の大前提はスキルです。
僕はライターさんのスキルに合わせて単価を設定しています。
- テスト段階:0.5円
- 添削が必要:1.0円
- 添削が不要:1.5円
- 記事設計可:2.0円
- 他人の添削が出来る:2.5円
- キーワード選定可:3.0円
- マーケティングが理解出来る:3.5円
- セールスライティング可:4.0円
↑は僕が実際にライターさんを採用する時に使っている文字単価の目安です。
この条件に合うなら「単価上げてくれ」って言われたら喜んで払います。
むしろ、実力がある人はそれ相応のお金を貰うべきだと考えているので、僕のほうから「単価上げていいですか?」って交渉します。
細かい話は↑の記事に書いていますが、0.5円~1円ライター向けに簡単に軽く説明しておきます。
- 1.普段から質の高い記事を納品している
- 2.SEOライティングができる
- 3.画像や構成作りなどの付加価値がある
1.普段から質の高い記事を納品している
僕の支払い基準で0.5円レベルのライターに向けての話になります。
めちゃくちゃ当たり前の話ですが、品質の高い記事を納品しましょう。
言うまでもなく、パクり記事や日本語がおかしい記事は無価値です。
パクリ記事ばっかりやってるライターはクライアントを騙して小銭は稼げるかもしれませんが、資産(スキル)が何一つ残らないので今すぐ辞めたほうがいいです。
A satisfying amount of high quality MC, including a descriptive or helpful title.
(引用元:Genral Guidlines)
↑はGoogleの中の人のツイッターです。簡単に和訳すると、「記事のタイトルも含めて、満足度の高いコンテンツを作ろう!」という意味です。
文章の基本中の基本ですが、必ずPREP法も意識して書きたいところ。
P=Point(主張)
R=Reason(理由)
E=Example(具体例)
P=Point(再度主張)
0.5円レベルは最低限の日本語の勉強が必要。
そして、コピペやパクり等はクライアントを騙してる悪質な行為ですし、自身に資産(スキル)が残らないということを知っておきましょう。
2.SEOライティングができる
1円レベルのライター向けの話です。
ライターの仕事のほとんどはSEO記事を書くライターだと思います。
でも、ほとんどのライターがSEOの事を理解していません。
マケズキ
SEOには絶対的な正解がありません。今この瞬間1位のサイトが正解です。
絶対的な正解はないけど、ある程度正解に近いSEOに効くライティングテクニックというのは存在しているわけです。
正直SEOライティングができるライターはそこまで多くないし、教育するのも大変です。
マケズキ
僕の場合は添削不要なレベルでSEOライティング出来る人には1.5円払ってます。(添削必要な人は1円)
記事設計まで出来るなら2.0円、他人の添削が出来る人(外注を管理出来る人レベルで文章の構成を理解してる)には2.5円支払っています。
マケズキ
3.画像や構成作りなどの付加価値がある
ライターは文章力だけではなく、画像の質も問われます。
アイキャッチ画像適当に作ってませんか?
僕の経験上、画像への理解度が浅いライターってかなり多いです。
- 全く関連性のない雰囲気だけの画像をなんとなく貼ってる
- 画像に入れる文字が荒いor読み辛い
例えば、ライティングの話をしている記事に女性が突っ立ってるだけの画像を差し込んで来たり(雰囲気だけあればいいと思ってやっつけで入れてる)
↑女性が見てるだけの画像。雰囲気だけであまり意味ないシーンが多い。
画像への差し込み文字が背景と同化して読めなかったり。
↑背景が写真の画像の時は縁囲い文字を使うのが基本。
マケズキ
↑みたいな感じで背景が写真のときは縁囲み文字を使う。
フォントも基本はゴシック体系orポップ体系のフォントが画像には合ってます。明朝体は状況によっては使いますが基本使いません。
マケズキ
マケズキ
僕自身、デザインのプロってわけではないのでハイレベルなデザインの画像は作れませんが、最低限の知識は持っています。それぐらいで十分なんです。
↑の本は僕やライターぐらいの「最低限基本だけ知りたい」って人向けなのでこの1冊読んでおけば間違いありません。
ライターとしてどのレベルを目指すかにもよりますが、お金を稼ぐ以上はスキルアップの意識は常に持って取り組んで欲しいところです。
まぁスキルに関してはもっと言いたいことがたくさんありますが、話すと長くなっちゃうので
興味がある人は↑の記事を読んでみてください。
マケズキ
【クライアント目線】単価交渉の一番のコツは信頼
ここからは僕(発注者)目線で単価交渉のコツをお話していきます。
単価交渉のコツと言うより、僕がもっと単価を出してでも残り続けて欲しいと思ったライターさんの話ですね。
正直一番大切なのは、信頼関係です。
僕は1人のライターさんに毎月50万円以上支払っていますが、全面的な信用を置いています。
↑毎月50万円以上支払っている銀行口座の証拠画像
信用しているので、好き勝手やりたいようにやってもらってます。
一応最終チェックはするけど、ほぼ全部丸投げ状態。設計書なんかいちいち貰ってないし、そのライターさんが書きたいと思った記事を好きなときに勝手に書いて事後報告で最終チェックだけしています。
設計書のチェック、添削、キーワードの指定等が一切ないから、めちゃくちゃ効率良い&外注さんに裁量権があるので、ノンストレスで仕事出来てるんじゃないでしょうか。
運営者側のタスクとしては
- サイトの方針決定
- アフィリエイト商品の選定
- 新しいキーワード選定
- 構成作成
- 画像作り
- ライターへのフィードバック
- ライバル分析
- キーワードの順位確認
- ASPとの交渉
- ASPからの修正依頼
- 外注費の計算や支払い
- 新規事業の戦略策定
- etc…
↑のような業務があり、多くの業務を信頼出来るライターに任せっきりに出来るのでお互いwin-winです。
4年やってるからこそ、ここまで信頼して業務を任せているのですが、当然最初から信用していたワケではありません。
- 発注した仕事をちゃんとこなす(当たり前)
- 言われている以上の仕事(提案等)をする
ライターに限らずどんな仕事にも言えることですが、言われたことだけを淡々とやるならロボットで良いんです。
優秀な人って、言われたこと以上の仕事(提案等)をする人だと思っていて、僕が想定してなかった提案なんかをしてくれます。
厳しいことを言いますが、
なんて人は「使い捨てライター」の域から出ません。
発注者側もただの人間であって、普通にミスもするし見逃してる要素もいっぱいある。
抱えてるタスクもいっぱいあって、1人のライターに全力投球出来るだけのリソースもありません。
クライアントに嫌われたくなくて、指摘や提案出来ない人もいると思います。
でも、そこは言葉で飯食ってくライターでしょう?
相手が不快にならない言い回しで伝えたらいいんです。
↑みたいな言い方だと「今後のスキルアップ&サイトをより良くするため」って感じの伝え方になるので悪い気がしません。
- 自分が思った意見や提案をきっちり伝える
- 伝え方は工夫して不快にさせない
ここを徹底すれば信頼関係は築けると思います。
実際、50万円支払っているライターさんも他にもたくさんのライターがいる中、この人だけ突出してレベルが高かったです。
- 常に色んな提案をしてくれる
- 言われたこと以上のことをしてくれる
- コミュニケーションが円滑
- 実力があるのに謙虚(人柄が良い)
- 緊急性の高いタスクにすぐ対応してくれる
多分、どこいっても仕事出来る人やと思います。笑
実力があるからもっと教育コストを掛けてでも育って欲しい
↓
スキルアップして更に良い提案をしてくれるようになる
↓
もっと教育コストをかけて・・・・以下ループ
今は僕の仕事のみ請け負ってやってくれてますが、どこ行っても通用するレベルのライターなので僕が食えなくなって発注できなくなっても、他のクライアントから余裕の高単価で仕事請け負えるだけの実力がありますね。
単価交渉以前にクライアントで勝負は決まっている
そもそも単価交渉ができないクライアントもいます。
予算がないクライアントにいくら単価交渉をしても、正直時間のムダです。
マケズキ
応募する時点で教育意思がある&予算があるクライアントを探したほうが良いです。
予算のあるクライアントなら、スタートの文字単価が高いことも。そもそも単価交渉が不要になるんですね。
僕の場合は外注費は投資やと思ってるのでバンバン使いたい派。優秀なライターには文字単価を上げてどんどん仕事をして欲しいと思っています。
文字単価を上げたいなら、僕みたいな予算のあるクライアントを見つけましょう!
と疑問に思うかもしれません。
ホワイトハット運営でコンテンツを重要視してる人が良いです。
- 使い捨てライターと割り切ってるので教育意識がない
- 低単価で「量産OK」の募集文はブラックの可能性大
- 1記事の文字数1500~3000文字程度が多い
- コンテンツが大事なので教育コストをかける
- 高単価でも優秀なライターを確保していきたい
- 1記事の文字数が5000~10000文字程度が多い
この基準が絶対ではないし、発注者はアフィリエイター以外にもいます。
でも、本質は「記事の質を重視してるクライアントを探す」ってのが教育して貰えるし単価も上がっていくしで一石二鳥やと思います。
マケズキ
単価交渉は小手先の交渉テクニックよりもスキルと信頼
みたいな情報発信してるライターさんがいますが、本質的ではありません。
本質はあなた自身にスキルがあること。信頼されていること。
この2つだけです。
「7つの習慣」というめっちゃ有名な本の中で信頼口座という考え方があります。
たとえば私があなたに対して礼儀正しく接し、親切にし、約束を守れば信頼口座の残高が増える。
引用元:スティーブン・R・コーヴィー『完訳 7つの習慣』キングベア出版,2013年,P258
「現金としての口座ではなく人の信頼に貯金する」という考え方ですね。
ちょっと語弊があるかも知れませんが、信頼があればお金は引き出せるわけです。
もしあなたにスキルと信頼残高があるなら、単価交渉の伝え方は一言で済みます。
これだけでOK。小手先の交渉テクニックなんていりません。
マケズキ
【まとめ】ライターの単価交渉はライティングスキルが大事!
結論、「スキルアップしろ!」にすべて集約されます。
ライターに限らず、どんな業界でも実力ある人が重宝されますよね。
なんか、当たり前過ぎる結論ですいません。
僕なんてまだまだですが、文章を書いて6年以上飯を食っています。
最初の頃なんて毎日12時間ぐらい作業しながら勉強したりして、まぁ人並みには努力はしたつもりです。
そんな僕がコピーライティングで一番勉強になったのが「モジセン」という教材でした。(実際はコンサル受けた)
まぁ情報商材なんて怪しいのだらけやし、僕自身いろんなコンサル受けたり教材買ったりで無駄金使った経験もあります。
マケズキ
有料noteも、brainも、オンラインサロンも全部情報商材と同じようなもんかなと思ってます。(もちろん中には真っ当なものもあると思います)
むやみやたらに商材買うぐらいなら、著者が違うコピーライティングの本10冊買って読んだほうが良いです。
それでも、個人的に思い入れあって感謝してるので、このサイトの内部事情を暴露したり、外注さんに渡してるライティングマニュアルやったりを特典として付けてアフィしてます。
本当に気になった方だけチェックしてもらえたらいいです。
無理に購入する必要もありません。
ただ、特典は気合入れて作ったので、喜んでもらえたら嬉しいです。
それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
マケズキ